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YOLO! GOGOLOG!

YOU ONLY LIVE ONCE!〜午后ののびのび趣味ログ〜

恋は盲目!血が騒ぐ三角関係『胸騒ぎの恋人』

こんにちは午后です。

 

ユジク阿佐ヶ谷にて、

リバイバルの『胸騒ぎの恋人』を観てきました!

ユジク阿佐ヶ谷HP:https://yujiku.wordpress.com

 

今公開されている『たかが世界の終わり』の

グザヴィエ・ドラン監督の若かりし頃の作品です。

『胸騒ぎの恋人』では監督、脚本、出演もしている多才さです。

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フランス語は、セリフが多くなるほど

眠気が襲ってくる不思議…。

ちょっとうとうとっとしてしまいました。

 カナダ映画ではあるんですけど

フランス映画にかなり雰囲気が似てますね。

恋と痴話喧嘩です笑

 

ゲイのフランシス(ドラン)と姉のような友達マリーが、パーティーで一目惚れした美しい青年ニコル。

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 ニコル、くるくるの愛らしいくせ毛と横顔とか特にギリシャ神話に出てきそうな鼻筋!美しい!

でも「捕まえられるものなら捕まえてみな〜」とでも言うようなもてあそびっぷり。

笑顔が無邪気で、破壊的可愛らしさなんですけど、それも計算ぽくてずる賢そうなんですよね。

 

フランシスとマリーはニコルの気を引きたいとおしゃれをしたり、待ち伏せしたり。

ニコルから誘いがかかるとお互いに舞い上がって、でもいつも3人で遊ぶことになり、嫉妬ばかり。

 

マリーはどんどん奇抜になっていくし、

フランシスはゲイゆえ内気で、ちょっと優しくされるだけでもときめいてるし…。

お互い、ニコルの気を引きたいが故に、見てるこちらが恥ずかしくなりそうな頑張りをしてるんですよね。

 

そしてニコルに誘われて、

3人でど田舎に行って遊んだ時に

マリーを置いてニコルと楽しむフランシス。

それを目撃したマリーは嫉妬に燃えて

フランシスと取っ組み合いの大げんかを!

 

胸騒ぎどころか血が騒ぐ!  

 

激しく喧嘩をしている2人を淡々と見つめて突っ立っているニコルは、「あーあ、面倒。飽きちゃったよ」とでも言いたげな悪魔的冷酷さ。

きれいな顔して無邪気そうに振舞ってたけど、腹黒いよっ!

 

結局、それ以降、ニコルに距離を置かれ

2人ともきっぱり振られるのですが

傷心した2人はお互いを慰め補完しあい元どおりの親友関係に戻ります。

不毛な恋をして、砂漠化した心はなかなか癒えないのでちょっとやさぐれたようになりますが、また2人は同時に別の美青年に一目惚れし、新しい恋の予感をさせておわり!

 

結局、3人は手軽な恋を楽しみはしたけど、

愛し愛されるという関係にはなれなかった。

恋は盲目。恋は自己中。

そして恋は人をどんどん変えてしまう。

それがよくわかる映画。

 

そしてドラン監督作品に欠かせない"喧嘩"!

どの映画も、ほとんど喧嘩ばかりしてます。

母と子の喧嘩や恋人同士の喧嘩、どの喧嘩も「愛して欲しい」の裏返し。相手を求めてしまうが故の喧嘩です。

ただ、『胸騒ぎの恋人』は、どちらかというと姉弟喧嘩に近い。おもちゃの取り合いのような、ニコルの愛の取り合い。

お互い我がが強くて、愛は欲しいけど、まだ愛を与えることができないほんの子供なんですね…。

ドラン監督作品は、激しい喧嘩に人間らしさが見えてきて面白いです。

 

酒とタバコとパーティとセックスが繰り返される荒んだ若者の恋映画でしたが、

ドラン自身が実際にもゲイであり、

ゲイ視点から見ると恋するだけほとんど不幸に近い気分になって切ないですよね…。

荒削りな作品でしたけど、

複雑で面白い三角関係を楽しめる映画でした!

 

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